国際通信はおいしい市場か
NTTの競争相手であるKDDやITJ(日本国際通信、現在は合併されて日本テレコム)にとっては、再編される前でも、NTTの国際進出は大きな脅威になります。
彼らは、国内で圧倒的市場支配力を持つNTTが、子会社といえども無条件で国際に進出することに反対・・・。
社員、役員のNTTとの兼任はするな、営業面でもNTTの窓口で国際通信の販売をしてはならない、資金調達、資材購入も独立させるべきだ、などの条件を付けています。
持ち株会社は戦後の日本にはなかったのです。
ですから、持ち株会社による大企業の再編はどうあるべきか、手本がありません。
NTTがこれからどう再編されるのか、日本の持ち株会社制度の未来とも深く関わっています。
さて、NTT再編後を見通すには不確定要素が多すぎます。
しかし、インターネットFAXの登場などによって国際と国内の垣根がなくなり、国際にはNTTが、国内にはKDDが新たなプレーヤーとして登場します。