国際通信はおいしい市場か 2
NTTにとって国際進出は悲願でした。
しかし、これまでNTTは海外でまったく仕事ができなかったわけではありません。
タイではTT&Tという電話会社に資本参加し、バンコク市内の電話網建設に協力しています。
将来TT&Tの株式が公開されたら、NTTには巨額のキャピタルゲインが入るといわれています。
ただ、東南アジアで起きた通貨危機でタイの通貨バーツが急落、キャピタルゲインは絵に描いた餅になる可能性もあります。
米国では、ニューヨークを拠点にするネクステルという無線通信会社に資本参加しています。
海外に資本参加することはできましたが、これまで国境を越える通信事業そのものには進出できなかったのです。
NTT会社法が国内通信をする会社と定めていたからです。
・・・その一方で、インターネットFAXなどを扱う欧米の通信会社は提携や合併を繰り返し、メガキャリアを目指そうとしています。